ジャック・スミス特別検察官、文書事件でトランプ氏の「迅速な裁判」を求めると発言

メリッサ・クイン、キャロライン・リントン著

更新日: 2023 年 6 月 9 日 / 午後 4 時 25 分 / CBS ニュース

ワシントン－ジャック・スミス特別検察官は金曜日、ドナルド・トランプ前大統領が退任後にフロリダ州マール・ア・ラーゴの邸宅から回収した機密文書に関連した37件の罪で起訴されており、同氏の「迅速な裁判」を求めると発表した。ホワイトハウス。

「この国には一連の法律があり、それはすべての人に適用される」とスミス氏は語った。「これらの法律を適用し、事実を収集すること、それが捜査の結果を決定するのです。」

スミス氏の声明は、トランプ大統領が「FBIと大陪審の捜査を妨害し、機密文書の保持を隠蔽しようとした」と主張する44ページの連邦起訴状を司法省が公開した数時間後に発表された。起訴状では、トランプ氏の側近でホワイトハウスの従者を務めたウォルト・ナウタ氏を共謀者として指名している。

スミス氏は「起訴された犯罪の範囲と重大さを理解するために」起訴状を自分で読むよう全員に勧めた。

元大統領は木曜夜、連邦大陪審がトランプ氏を起訴したと発表し、米当局者らも確認したが、これは元大統領が司法省によって刑事告発される初めての歴史的な動きとなる。トランプ大統領は火曜日、罪状認否のためマイアミの連邦地方裁判所に出廷するよう呼び出された。

FBIによる8月8日のマール・ア・ラーゴの捜索中、捜査官らは33箱の資料を押収し、そのうち13箱には機密扱いとされた文書が100点強含まれていた。約100件の機密記録が発見される前に、国立公文書館は2022年1月にマール・ア・ラーゴから大統領記録が入った15個の箱を回収した。これらの箱には分類マークが付いた184件の文書が含まれており、合計700ページを超えた。

トランプ氏の代理人らはまた、マール・ア・ラーゴでトランプ氏が所持していた機密マークが付いた「あらゆる」文書の召喚状を受け取った後、2022年6月初旬、機密扱いとマークされた38件の記録を収めたフォルダーを司法省捜査官に引き渡した。

トランプ大統領退任後、合計で機密扱いとマークされた約300件の文書が連邦捜査官によって南フロリダの敷地から回収された。

初公開日 2023 年 6 月 9 日 / 午後 2 時 42 分